柳の下の2匹目のどじょうを狙った本ですねこれは。(笑)
1匹目というのがもちろん「失踪日記」(イースト・プレス)です。
吾妻氏はこれで日本漫画家協会賞大賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞、日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門と、あらゆるマンガ賞を総なめ。
一時期はなりを潜めておられましたが(失踪していたのだから当たり前 笑)、これで健在ぶり(?)をアピールされました。
それにあやかったのでしょうか、この本は。
ただしこちらはインタビュー形式。
ほとんど表に姿を見せない(?)吾妻氏の写真もふんだんに掲載されています。
「失踪日記」がなければあり得なかった本だとは思いますが、これはこれで貴重な資料でありましょう。
「失踪日記」を著者自ら解説するという意味においても。
しかし吾妻氏、いまだに絵柄が古く感じられないのがすごい。
女の子はかわいいですしね。
私が吾妻氏の作品をよく読んでた頃って、もう30年以上前ですよ。(笑)
ある意味カリスマですよね、吾妻ひでお氏。
ラベル:ノンフィクション