2011年05月04日

「裏ミシュラン」パスカル・レミ

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レストランの格付けガイドブック「ミシュランガイド」といえば、本場フランスではかなり権威のある本です。

数年前から東京版、関西版も出ており、話題になりましたが。

パリ版は機会があればチェックしますし何度か購入もしましたが、日本版にはまったく興味なし。

本屋で見かけても手にしたことさえありません。

日本版での星などなんの値打ちもないと思うからです。

それはともかくとしまして、本書の内容です。

著者はフランスの「ミシュランガイド」で16年間調査員を務めたという人物。

昔に比べるとかなりオープンにはなったようですが、それでもミシュランというのはまだまだ多くのベールに包まれた存在です。

そんなミシュランの内幕を暴露したのですから、あちらではかなりの物議をかもしたとのこと。

所詮は人の手によるものですから、厳格といえどもあいまいな部分は多々あります。

しかし料理人にとっては人生がかかっていたりするからやっかいです。

ある有名な三ツ星シェフなどは、二ツ星に降格が原因ともいわれる自殺をしています。

それほどまでにフランスにおいてミシュランの評価というのは、店の経営や料理人の人生を大きく左右するのです。

しかし著者はいいます。

「私は彼らにこう告げたい。批評を押しつけられ、盲目的にそれを受け入れる必要はないのだと。反対に、これを機会にガイドブックとの関係を深刻にとらえるのをやめ、調査員のためではなく自分の客のための料理を作ることに情熱を傾けたならどうだろう?」

まったくその通りだと思います。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 『は』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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