いつもながら食べることについてさまざまな分析、提案、ご意見をしておられます。
例えば。
「普通のラーメン」では、最近のラーメンマニアの過熱ぶりに苦言を呈しておられます。
『もともとラーメンは、期待して目を三角にして食べるものではなかったはずだ』と。
そして「寿司が回転していいのか」では、『回転寿司はお見合いである』と看破されます。
「鰤大根の人徳」では鰤と大根は夫婦であると。
「鶏の唐揚げの出っぱり」では、あの小さな塊にさまざまな部位があり、それぞれ味も食感も違うのだと分析。
「鳥わさの不思議」では、『鳥わさは本来鳥わさびですが、「び」はどこに行ったのでしょう』と疑問を投げかけておられます。
まあそんなこんなで今回も楽しませていただきました。
ラベル:グルメ本