2011年12月31日

12月の一冊

今月は13冊でした。

まずまずのペースでしょうか。

「漫画の時間」いしかわじゅん
「ときめき時代1 つまさきだちの季節」折原みと
「喰いたい放題」色川武大
「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎
「花宵道中」宮木あや子
「猛スピードで母は」長嶋有
「九月が永遠に続けば」沼田まほかる
「ビタミンF」重松清
「花散らしの雨 みをつくし料理帖」高田郁
「新刊めったくたガイド大全」北上次郎
「パリ、女ひとりシェフ修行」塚本有紀
「奇想小説集」山田風太郎
「ゴハンの丸かじり」東海林さだお

「漫画の時間」、漫画家による漫画評論集。

評論家と違い、現役の漫画家ならではの視点がいい。

「ときめき時代1 つまさきだちの季節」、気恥ずかしい内容ではありますが、まあピュアといえばそうなんですけども。

「喰いたい放題」、作家の食エッセイ。

グルメぶらず食いしん坊な立ち位置がいい。

「陽気なギャングが地球を回す」、さすがに伊坂幸太郎。

たっぷりとエンターテイメントな小説を楽しませていただきました。

「花宵道中」、吉原の遊女を描いた切ない連作小説。

いろんな視点から書かれている構成がよかった。

「猛スピードで母は」、書きようによってはシビアにもなる内容ですが、それをさらりととぼけたように書いておられるのが持ち味。

「九月が永遠に続けば」、後半になってちょっと強引さを感じて失速。

ちょっとラストに向かって畳みすぎたか。

「ビタミンF」、ツボを押さえた話作りは実に上手い。

どれも水準以上の短編集。

「花散らしの雨 みをつくし料理帖」、シリーズ第二弾。

料理を扱った小説ですがいろんな内容が盛り込まれており、実に読み応えありました。

「新刊めったくたガイド大全」、よくもまあというくらい読書しておられます。

まあそれが仕事といえばそうなんですけども。

「パリ、女ひとりシェフ修行」、スターシェフの自伝とはちょっと違い、若い女性の一生懸命さがとても瑞々しい。

とても楽しく読めました。

「奇想小説集」、どれもユニークな発想で書かれた短編集。

でも期待していたほどでは・・・・。

「ゴハンの丸かじり」、相変わらずのクオリティですね。

これを20年以上も書き続けておられるのだからお見事としかいいようがありません。

さて今月の一冊ですが、やはり「花散らしの雨 みをつくし料理帖」が本命。

しかし前作も今月の一冊に選んでいますし、今回は穴であった「パリ、女ひとりシェフ修行」にしたいと思います。

穴といっては失礼なんですけども、読む前はそれほど期待していなかったもので。

読み始めたらこれが実に面白く、読み終えるのが寂しかったくらい。

というわけで、12月の一冊はこれで。

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posted by たろちゃん at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 今月の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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