2013年03月27日

「今朝の春 みをつくし料理帖」高田郁

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シリーズ第4弾です。

4編収録されており、表題作は「今朝の春」。

毎年出る料理屋の番付表でここ数年は登龍楼の独壇場だったのが、今年はつる家と票が割れてどちらを大関にするか決着が着かないとのこと。

なので同じ食材を使った料理で競い合いをし、どちらを大関にするか判断したいといいます。

版元の申し出に迷った末、澪は競い合いを受けます。

用意した料理は寒鰆の昆布締め。

さて勝敗の行方は・・・・。

やはりいいですねぇ、このシリーズ。

まずなによりも料理といういちばん中心のテーマがしっかりとしています。

そして澪を支える周りの人たちの人情、、小松原に対する澪の恋心、あさひ太夫こと幼馴染みの野江との手の届かない距離。

そういった要素が実に巧みに盛り込まれています。

この巻では小松原の素性がだんだんと明らかになり、野江との再会や天満一兆庵の再建などの目標がしっかりと固まってきます。

ますます今後が楽しみになってきました。

posted by たろちゃん at 04:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 『た』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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