2013年08月24日

「悪魔が来りて笛を吹く」横溝正史

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東京衛生局の人間だと偽り銀座の宝石店の店員たちに毒を飲ませて殺害し、宝石を奪っていった天銀堂事件。

その容疑者とされる椿元子爵が失踪、林の中で死体が見つかります。

娘に宛てた遺書が見つかり、「これ以上の屈辱、不名誉にたえられない」と書かれていました。

その半年後、椿家で次々と殺人事件が起こるのですが、どうやら椿元子爵の影がちらついているのです。

死んだはずの椿元子爵がなぜ・・・・。

連続殺人事件の犯人は誰なのか・・・・。

椿元子爵の遺書の意味は・・・・。

今まで何冊か読んだ作品はすべて地方での事件でしたが、今回の舞台は麻布六本木です。

なので地方に残る言い伝えのようなものはありませんが、斜陽貴族やタイトルにもなっている「悪魔が来りて笛を吹く」というフルートによる音楽が物語の雰囲気を作っています。

事件を解決するのはご存知、金田一耕助。

いつもながらタイトルほど内容はおどろおどろしくないのですが、細かい文字が詰まった450ページを退屈することなく読めました。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 04:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 『よ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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