2013年12月09日

「蠅の王」ウィリアム・ゴールディング

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イギリスの少年たちが乗った飛行機が攻撃を受け、無人島に不時着します。

大人は誰もいません。

子供たちは隊長を選び最初のうちは秩序ある生活をしていたのですが、やがて対立が起きます。

烽火(のろし)をあげ続けて通りかかる船に発見救助してもらうのを第一と考える、穏やかなタイプのラーフ。

そのようなことにはあまり関心がなく狩猟隊を組んで狩りばかりしている、攻撃的なタイプのジャック。

対立は深まりジャックの側には狂気さえ芽生え、ついには殺戮まで行われてしまいます・・・・。

子供たちだけで生活をしていくという孤島ものです。

組織が結成されたり対立が起こったり、生活していくための知恵を絞ったり。

まあ当然のストーリー展開なわけですが、それはそれでいいとしましょう。

ただ私が納得できないのが根本の設定です。

飛行機が不時着したということなのに、なぜその飛行機がないのか。

少年たちを降下させてからどこかに飛んでいったというようなセリフがありますが、パラシュート部隊じゃあるまいし。

風で飛んでいったというようなセリフもありますが、そんなアホな。(笑)

そして不時着したのなら操縦士他の大人たちが何人かはいるはずでしょう。

それがいない。

そのあたりが大雑把で、孤島での子供たちだけの物語を書きたいがため、取ってつけたような舞台を用意されてもなぁという印象です。

ラベル:海外小説
posted by たろちゃん at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 『う』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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