銀座の『鮨水谷』。
ミシュラン東京版で3ツ星を維持している鮨屋です。
そんな名店を漫画「江戸前鮨職人 きららの仕事」の原作で知られる著者が、12ヶ月の取材で魅力を伝えておられます。
月ごとに著者が鮨を味わい、カラー写真で紹介されています。
どの鮨も形が美しい。
魚には旬がありますから季節の移ろいを目で感じることができます。
マグロは絶対に欠かせない鮨だねですので毎月登場しますが、その都度まったく質が違うんですね。
獲れる場所で違う。
大きさで違う。
季節で違う。
その魚自体の個性で違う。
当たり前のことですし、もちろん他の魚でも同じことですが。
そんな条件の中で最高の品質の魚を仕入れるのも鮨屋のこだわりであり格であり職人の目利きでありましょう。
そして仕入先との信頼関係。
最高峰の鮨職人の仕事を知ることができる目でも楽しめる一冊です。
ラベル:グルメ本