世間にはいろんな職業があります。
中には今となると特殊とさえいえるような職業もありまして、後継者もおらず消え入る寸前な職業もあったりします。
そんな職業に就いておられる人たちに取材したルポタージュです。
その職業というのは、イタコ、映画看板絵師、鵜匠、荻江流家元、琵琶盲僧、蝋人形師、チンドン屋、流し。
どれも時代とともに需要がなくなっていく職業だなぁと思えます。
だからといって単純になくなってしまってもいいというものではないでしょう。
それぞれ時代の文化があって、そこから生まれた仕事です。
今の時代に合わないからといって消滅してしまうのはあまりにも惜しい。
どれも貴重なプロフェッショナルな仕事です。
ぜひぜひこれらの素晴しい職業が末永く続きますようにと思います。
じゃあおまえがどうにかしろよ、なんて言われてしまうとどうしようもないのですが。
このような本が多くの人たちに読まれ、若い人たちが目を向けてくださるといいですね。
ラベル:ノンフィクション