2014年08月08日

「セーラー服とエッフェル塔」鹿島茂

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世の中にはいろんな疑問があるわけで。

普通の人なら通り過ぎてしまうそんな疑問に執着し、仮説を立て、検証する著者。

例えばSMには『亀甲縛り』というのがあります。

なんでこんなややこしい縛り方をする必要があるのか。

自由を奪うだけなら手足を縛るだけでじゅうぶんです。

そして外人にはこんな器用な縛り方はできません。

ということで『亀甲縛りは日本独特の文化である』という仮説を立てます。

外国のSMは皮と鞭です。

ところが日本は縄や紐。

なのでSMにおいても家畜文化の外国は動物系であり、農耕文化の日本は植物系であると。

んでまあ、いろんな仮説立てつつ検証していき、たどり着いた先は『亀甲縛りのルーツは行李(結び)であろう』と。

そんな調子で『日本人というのは、なぜあれほどセーラー服が好きなのだろう』とか、『ナポレオンはなぜいつも胃のあたりに手を当てているのだろう』といった疑問に仮説を立てつつ紐解いていきます。

雑学的な面白さのある一冊です。

posted by たろちゃん at 04:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 『か』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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