著者は「孤独のグルメ」の原作者です。
出版されたのはもう何年も前で根強いファンに支持されてきた作品ですが、最近ドラマ化もされ広く知られることとなりました。
ドラマ中ではありませんが原作者も出演しておられますね。
さて、そんな著者の食エッセイ。
といっても美食などという言葉とは程遠く、身近な食べ物に対しての執着ぶりを書いておられます。
『ねこまんま』とか『立ち食いそば』とか。
あるいは『カップヌードル』、『ナポリタン』、『納豆』、『おにぎり』、『弁当』、『カレーライス』などなど・・・・。
そうそう、こういうのがいい。
高級な幻のなんたらとかン万円のステーキなんていわれても、それはそれで羨ましく思いますが共感はありません。
やはり庶民の原点はこういう食べ物ですよね。(笑)
グルメではありませんが食い意地は人後に落ちない。
そう自負する人は多いんじゃないでしょうか。
皆が共感できる内容だと思います。
ラベル:グルメ本