数年毎にお笑いブームということがよく言われますが、現在はブームというよりも定着した感があります。
これほどお笑い芸人が席巻している時代は今までありませんでした。
お笑い芸人の地位が社会的にもすごく高くなってきたんですね。
今後どうなるかはわかりませんが。
『コント赤信号』のメンバーとして、またソロとして長年お笑いに携わってきた著者が、そんなお笑い界の現場を振り返り分析しておられます。
第1章ではサブタイトルにあるように、ひょうきん族前夜からM-1まで。
ひょうきん族といっても今の若い人は知らないでしょうけど。
ビートたけし、明石家さんま、島田紳助など、錚々たるメンバーが出演していたお笑い番組でした。
第2章ではお笑い芸人列伝ということで、現在お笑い界のトップを走る芸人たちを取り上げておられます。
ビートたけし、明石家さんま、志村けん、とんねるず、ダウンタウン。
著者自身がお笑い芸人だけに、その視点は素人や評論家とはまた違ったものがあります。
今後お笑いはどのように進化し、どのような芸人が登場してくるのでしょうね。
ラベル:ノンフィクション