2015年10月27日

「ロマネ・コンティの里から ぶどう酒の悦しみを求めて」戸塚真弓

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パリ在住の著者によるワインエッセイです。

夏のヴァカンスはロマネ・コンティの古里ブルゴーニュで過ごすといいます。

羨ましい。(笑)

サブタイトルにもあるようにこの本では『ワイン』ではなく『ぶどう酒』と表現されています。

「ああ、それっていいかも」と思いました。

なんだか生活に密着した酒という気がするではないですか。

実際フランス人にとってのワインは著者があとがきにも書いておられるように、『私はフランス人のように毎日ぶどう酒を飲む。といって、ぶどう酒がわかるとか、わからないとかいうために飲むのではない。ただ、ぶどう酒が好きだから飲む』なんですね。

食事には欠かせない飲み物です。

一般の人はワインについてウンチクなんて語りません。

ましてや家庭で普段飲むワインにおいてをや。

それこそ日本人が食事のときにお茶を飲むような感覚といってもいいくらい。

でも日本人はそういう楽しみ方ができないんですね。

今日は何飲んだ昨日は何飲んだ、味はどうだったこうだった、記録し、語らずにはいられない。

それはそれで日本人のワインのスタイルなんでしょう。

またそういうのがワインの楽しみのひとつであるのも事実です。

この本では著者がいろんなエピソードを交え、のぴのぴとワインの魅力について語っておられます。

いや、ぶどう酒について。

でもそれは決してマニアが語るようなウンチクや何飲みました自慢ではなく、ぶどう酒好きの溢れる悦しみなんですね。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 03:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 『と』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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