2016年01月14日

「酒肴奇譚 語部譲児之酒肴譚」小泉武夫

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諸白譲児と名乗る語部が長年にわたって見聞した酒と肴にまつわる珍談・奇譚の数々。

全10話からなる酒に関する話を存分にお楽しみあれ。

江戸時代の大酒飲み合戦、究極に贅沢な宴会の最後の料理、世界の奇酒・珍酒、刺身と酒について、煮魚・焼魚、とっておきの肴などなど・・・・。

ということで、諸白譲児こと小泉武夫センセイによる酒や肴についてのエピソードが満載の本であります。

小泉センセイといえば世界中を食べ歩き各国のゲテモノ食文化を研究しておられますが、醸造と発酵の権威であらせられます。

ご実家は造り酒屋とのこと。

なので食べ物だけでなく酒についても専門分野であり、非常にイヤシイ詳しい大人物です。

とにかく小泉氏の著作は面白いんですよね。

やはり世界各国の珍食・奇食の食べ歩きというイメージが強いのですが、それは決してミーハーなものではなく各地の食文化の研究と紹介です。

こんなのがありますよとの紹介だけじゃなしに、実際にご自身で食べておられる。

それが堅苦しくなくテレビの罰ゲーム的なレポーターのようにいちびっているのでもなく、愛情を込めて食文化として面白く紹介しておられるのがいい。

氏のお人柄や文才が感じられます。

今回は酒にまつわる話ですが、酒飲みを自認する人なら読んでおきなさいと言っておきましょう。(笑)

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 04:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 『こ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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