シリーズ第3弾。
連作短編集です。
懐中時計をめぐり、秀司の高校時代の同級生と津雲神社の賽銭箱にシルバーのチェーンを投げ込んだOLの話。
彼らにはどのようなつながりがあるのか・・・・。(星をさがす人)
明里の遠い記憶にある花畑の情景。
義父と実父に対しての思いに向かい合う明里の気持ちが描かれます・・・・。(コスモス畑とからくり人形)
秀司の店の手伝いに来ていた郁美の存在にやきもきする明里。
しかしそのことにより秀司とのつながりを再確認することに・・・・。(逆回りの時間)
商店街に明里を捜し歩いている男が現れます。
その男と明里には意外な関係が・・・・。(さようならカッコウの家)
シリーズの3作目なわけですが、過去の2作にも感じましたようになんとも稚拙です。
作者の話作りもそうですし、主人公も30歳に手が届く年齢にしては幼稚。
少女小説の主人公じゃないんだから。(つーか、これはもしかして少女小説なのか?)
ご都合な設定や話の展開にも「んなアホな」と白けてしまいます。
今後もシリーズが続くと思われますが、私はもう読むのをやめます。
ラベル:小説