2016年02月27日

「カレーライフ」竹内真

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洋食屋を営んでいた祖父が急死します。

その葬儀の夜、まだ小学生だった5人のいとこたちは大人になったらカレー屋をやろうと約束します。

それから何年か経ち、もうすぐ20歳になろうとする主人公のケンスケは調理師学校を卒業し、父から祖父の店を譲り受けることになり、いとこたちに声をかけつつカレー屋の道を進み始めることになります。

しかしその約束は子供の頃のことであり、他のいとこたちは覚えてなかったり今更そんなことを言われてもというような反応だったり。

それでもいとこの中のひとり、ワタルと一緒に動き始めます・・・・。

750ページのボリュームです。

ですがこれほどの枚数を費やすほどの内容ですかね。

カレーといえばバーモントだろうと、いとこのヒカリが留学しているアメリカのバーモント州に行ってみたり。

世界を放浪しているサトルが現在インドにいるということでカルカッタまで行ってみたり。

祖父のカレーにラフテーが入っていたということで沖縄に行ってみたり。

カレーといえばバーモントなんて馬鹿なことを思い込んでアメリカまで行きますか。

行ってみたらバーモントにカレーはなかったとか、アホかと。(笑)

インドに行ってカレー粉やスパイスのことを知るとか。

沖縄料理にランチョンミートが使われていることを知らなかったり泡盛のことを知らなかったり。

パターンがまるで漫画の「美味しんぼ」をなぞっているかのようで、紹介されるデータは今さらで新鮮味がありません。

カレー屋を目指すというメインの話に祖父の謎なども絡めた青春小説ですが、ボリュームの割には内容が薄く肩透かしでした。

どうにかこうにか祖父のエピソードで持ちこたえていますかね。

ラベル:グルメ本 小説
posted by たろちゃん at 03:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 『た』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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