2016年04月17日

「2001年宇宙の旅」アーサー・C・クラーク

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300万年前の地球。

ヒトザルは自分の背丈の3倍ほどもある透き通った直立石(モノリス)を発見します。

これはいったい何なのか。

そして2001年。

月面に強力な磁気異常があり、磁場の中心にドリルを入れてみると高さ3メートルほどの漆黒のモノリスが発見されます。

調べてみるとおよそ300万年前に作られたことがわかりました。

まだ人間が存在していなかった時代に誰がそのような物質を月に埋めたのか。

モノリスは強力な電波エネルギーを土星に向けて放射。

何が土星にあるのか。

その調査のためハル9000という人間と会話もできる頭脳を持つコンピューターを搭載し、5人のクルーたちを乗せたディスカバリー号は土星に向けて出発します。

ですがハル9000は人間に反乱を起こします・・・・。

読みまして静寂な小説という印象を持ちました。

宇宙船内での緊迫した場面もあるのですが、やはり宇宙という無音の世界からのイメージでしょうか。

閉所恐怖症の私としましてはちょっと息苦しさもありました。(笑)

ひとり生き残ったクルーのボーモンが見たものはなんだったのでしょう。

めまぐるしく変わる様々な風景は宇宙の歴史なのか。

人類はいったい誰にコントロールされているのか・・・・。

この作品が発表されたのは1968年。

2001年はまだまだ遠い先のことだったわけで設定にはこのような時代が到来しているのではという予測的な面もあったのでしょうが、現在からすると大幅なズレがありますね。

こういう未来の話を書く場合、年代を具体的に設定してしまうと実際その時代になったときのギャップが気恥ずかしい。

しかしこれはSFという空想ですからこれはこれでいいんですけども。

ラベル:海外小説
posted by たろちゃん at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 『あ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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