2016年04月25日

「レストレス・ドリーム」笙野頼子

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夢は文学になり得るかというわけで、いろんな作家が夢を小説に昇華させています。

この作者もそんなおひとりで、不条理で幻想的な作品を書き続けておられます。

本作はタイトルからもわかるように、これはもろに夢の話です。

夢の中の街、スプラッタシティ。

『私』こと桃木跳蛇とゾンビが壮絶なバトルを繰り広げる悪夢な小説です。

難解といえばかなり難解ではあります。

これはもう読みながらこの世界に身を委ねるしかないわけで。

ワープロを使ったバトルはゲーム的であり、言語の解体でもあります。

フェミニズムを使用した言葉のテトリスのようですね。

私の読解力ではこの作品の正当な値打ちはわかりませんが、しかしよくもまあこのような小説をという力作だとは思います。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 03:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 『し』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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