2016年09月14日

「パリジャンは味オンチ」ミツコ・ザハー

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パリに住んで40年の著者がパリジャンやパリジェンヌの本当の姿を書きます。

ケチで意地悪でわがままなパリジャンたち。

しかし憎めないのだと著者は言います。

そして美食の街で知られるはずのパリっ子たちは実は味オンチだった・・・・!?

世界中から憧れを持って観光客が訪れる花の都パリ。

ですが外から見るのと地元民として中から見るのとは大違い。

ま、これはどこでも一緒でしょうけど。

グルメについてですが、たしかに最高級のレストランの料理はまさに美食の極みでしょう。

しかし庶民の普段の食事といえば美食とは程遠く、思いのほか質素です。

日本人の普段の食事のほうがよほどごちそうです。

フランスには「ミシュラン」と並ぶレストランガイドブックで「ゴー&ミヨ」というのがありますが、その創始者であるアンリ・ゴー氏と食べ歩きの取材をしたときのことが書かれています。

鮨には驚くほどの醤油とわさびの量だし、焼き鳥のタレをごはんにかけるし・・・・とまるっきりの和食ビギナー外人だったとか。

しかも鮨好きの氏にフレッシュな本わさびと鮫皮のおろし板をプレゼントしたところ、わさびは本わさびよりもチューブ入りのほうが好きだと言ってのけたとか。

とほほ・・・・。

そういえば何年も前にテレビであるパリの3ツ星シェフを特集した番組で、料理にチューブわさびを使っているのを観たことがあります。

えっ、と思いましたけどね。

この本は特にグルメの話題に限っているわけではなく、パリジャンのあんな話こんな話を楽しく書いておられます。

もちろんそのまなざしに愛情が満ちていることはいうまでもありません。

posted by たろちゃん at 03:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 『み』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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