2016年11月25日

「名画感応術 神の贈り物を歓ぶ」横尾忠則

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絵画をどう観るかということは実にむつかしい。
というのは本当だろうか、と著者は問いかけます。
左脳で「わかる」、「わからない」で選別すればそれでいいのかと。
知識がなくても心をオープンにすれば絵に感動する魂をなびかせるのだと。
そうなんですよねぇ、素直に単純にその絵と向き合い楽しめればそれでいいと思います。
しかし言うは易し行うは難しで。
右脳で感じたことを左脳が理屈で邪魔してしまうみたいな。
ただ神だとか霊感だとか宇宙だとか、オカルト的な話をされるとちょっとそれはどうかなと思うのですが。
このあたりはやはり横尾忠則だなと。
さて、この本では36の画家と作品が紹介されています。
それに著者が文章を添えているわけですが、色使いがどう、構図がどうという話にもなり、どうしても分析的な観かたになってしまいます。
ですがそれはやはりある程度必要なことでしょう。
そのような解説があって「ああ、なるほど」と思ったり「そうだったのか」という発見があったりします。
自分の感性にはない観かたを教えてもらえますから。
でも結局は自分がどう感じたかですけどね。
それは音楽でも料理でも同じことでしょう。
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『よ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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