2017年01月20日

「二匹」鹿島田真希

CIMG3001.JPG
「青春。青く未熟な春と書く。」
こんなクサイ書出しで始まります。
その後の言い回しやセリフのやりとりも昔のコバルト小説を読んでいるよう。
かなりイタく恥ずかしいです。
内容も私にとっては実にクサく白々しいものでした。
ですがこの小説がそれだけで終わっていない理由が「二匹」なんですね。
「二人」ではなく「二匹」。
ここがポイント。(笑)
主人公ら二人を二匹と扱うことによって、この小説は平凡から非凡に昇華しています。
不条理的なノリですが、逆にいえばリアリティのないやりとり。
なのでこれは普通に高校生の青春小説として読むと大きく期待をはずすことになりますのでご注意。
解説を読みましたら笙野頼子氏らが絶賛したようですが、私はちょっとどうも。
このノリには白けてしまいます。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『か』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック