2017年06月13日

「マンガの遺伝子」斎藤宣彦

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マンガに「モノサシ」を当てて検証してみようというのが本書の趣旨です。
なんだかよくわからない表現ですが、まあそれぞれテーマ別にマンガの変遷を追ってみようといった感じでしょうか。
第一章なら野球マンガ。
第二章ではそんな中で魔球についていろいろと。
最初に出てくるのは井上一雄の「バット君」。
そしてあだち充の「タッチ」まで。
第三章は「ギャグ」です。
やはり赤塚不二夫を語らないわけにはいきません。
第四章は「速度」。
車のスピード感の描写など。
手塚治虫「新寶島」の冒頭は語り草です。
今となってはなんとも思えませんが。
ジャンルとしては第七章で「料理マンガ」を取り上げておられます。
いまや完全にひとつのジャンルとして定着しましたもんね。
猫も杓子も的なところが無きにしも非ずですが。
最後の第九章では「マンガ家マンガ」について。
その通りマンガ家を描いたマンガですね。
古くは永島慎二の「漫画家残酷物語」。
藤子不二雄の「まんが道」はまさしくその王道でしょう。
相原コージ・竹熊健太郎の「サルでも描けるまんが教室」などは、業界の裏話やパロディも盛り込んだマニア受け必至な内容。
ざっくりとですが、昔から現在まで、テーマ別にマンガの歴史がわかる一冊となっています。
タグ:漫画本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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