2017年06月25日

「魚料理のサイエンス」成瀬宇平

CIMG3077.JPG

日本人にとって魚料理というのは絶対に欠かせないものです。
四方を海に囲まれた我が国、豊富な魚に恵まれ、魚にかけては世界一を誇れるほどにその料理は多彩だと思います。
もちろん調理の技術においても。
ですが昨今、魚離れという話をよく聞きます。
なんでですかねぇ。
料理がめんどくさいだのなんだのという声も聞きますが。
アホかと思います。
どれほどラクして料理したいねんと。
そんな戯けた連中のせいで魚料理が廃れていくなんて日本人として耐えられませんね。
こんなとこでぼやいてもしょうがないんですけど。(笑)
さて、この本ではいろいろな魚を紹介しつつ、タイトルからも察せられるようにその魚の質を科学的に分析しておられます。
脂質はどれくらいで、どのような旨味成分が含まれているのか。
どのような食べ方が向いているのか、それはなぜか。
タイトルではサイエンス(科学)となっていますが、料理はむしろケミストリー(化学)ですよね。
まあ化学は科学に含まれているわけですが。
感心するのはやはり日本人の知恵といいましょうか、魚に関する知識といいましょうか。
昔から受け継がれている『この魚はこのように料理する』というのが科学的にも実に理にかなっているのですね。
日本の昔の人が築き上げた食文化というのは本当に素晴らしいと思います。
旬を感じさせ、バラエティに富み、体にもいい魚料理。
ぜひぜひ日本人としてしっかりと見直さなければなりません。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 『な』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック

『魚料理のサイエンス』
Excerpt: 成瀬宇平 『魚料理のサイエンス』(新潮文庫)、読了。 日本を代表する食卓の魚介類たちの美味しさについて 科学的に考察した本。 魚料理の美味しさの謎を体系だって解説しているわけではないので..
Weblog: 観・読・聴・験 備忘録
Tracked: 2017-06-26 10:07