2017年09月25日

「夜露死苦現代詩」都築響一

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詩というのが私にはいまいちわからないんですよね。
なにをもって詩というのか。
どのようなのが優れた詩なのか。
といいつつ、私も詩を書いてブログも持っているのですが、とりあえず自分の思いを言葉に込めて表現すれば詩なのかなと。
技術的なことはいろいろとあるんでしょうけども。
さて、本書ではいろんな“詩”を取り上げておられます。
それは餓死した老母と中年男性が残した日記であったり、死刑囚の俳句であったり。
なるほど、このようなものも受け取りようによっては“詩”となるんですね。
ネットの出会い系メールも紹介されています。
こういうのも“詩”であるならば、まだまだ日本の詩人も捨てたものではありません。(笑)
ヤンキーのフレーズなんて、これ日本独特のものではないでしょうか。
タイトルもここから来ています。
『夜露死苦』って言葉のセンスがもう。
あとは『喧嘩上等』だとか『命を張って』とか『愛した女はおまえだけ』とか、どう考えても一生モノではないその場限りの悦に入った言葉。
こんなこっ恥ずかしく赤面するような言葉を堂々と特攻服に刺繍で主張するあたり、ここまでくるとあっぱれといえましょう。
わけわからん詩人なんかよりよっぽどパワーがありますよね。
文学の詩よりも歌の詞やこのようなオタク的な言葉のほうがよほど現代にふさわしい。
・・・・と私は思います。
ラベル:エッセイ
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『つ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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