2017年11月14日

「江戸川乱歩傑作選」江戸川乱歩

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乱歩の初期に発表された代表的な9編を収めた短編集です。
収録作は「二銭銅貨」、「二癈人」、「D坂の殺人事件」、「心理試験」、「赤い部屋」、「屋根裏の散歩者」、「人間椅子」、「鏡地獄」、「芋虫」。
よく知られた作品がずらりと並んでいますね。
もう何十年も前に読んで以来の再読ですが、細かな部分は忘れており、どれもまた楽しめました。
私が特によかったのは「人間椅子」と「芋虫」ですかね。
特に「芋虫」なんて自分がこのようになってしまったら気が狂うだろうと思います。
いや、狂えば幸せでしょう。
何もわからなくなるんですから。
でも正常な精神状態でこれはつらすぎます。
気が狂うといえば「鏡地獄」の主人公は最後に気が狂ってしまうんですね。
鏡張りの球体の中に入った主人公は何を見たのか。
たしかに360度鏡張りの世界というのはどのように見えるのか、考えると頭がおかしくなりそうです。(笑)
でもネットの動画で見ることができました。
さて・・・・。
ま、こういうのはやはり科学的に実証するよりも、小説の中の世界に浸っているほうがいいですね。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『え』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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