2018年06月22日

「ジゴロ」中山可穂

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カイは新宿2丁目で歌っているストリートミュージシャン。
そんな彼女に惹かれて何人もの女性が近づいてきます。
カイはまるでジゴロのように人妻や高校生と逢瀬を重ねます・・・・。
連作短編集です。
恋人のいるカイですが、相手は仕事が忙しく満たされていません。
その寂しさを埋めようとしているようでもありますし、自由に恋愛を楽しんでいるともいえます。
カイを中心とした連作ではありますが、「ダブツ」は女子高生、「恋路すすむ」という作品はラテン音楽の元歌手で現在は飲み屋のママをしている女性が主人公。
作者はあとがきでその2作が気に入っていると書いておられますが、私は中でも「恋路すすむ」が熱くて壮絶で印象的した。
この激しさはさすがの中山可穂です。
やっぱりこの作家さんはいいなぁ。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 03:31| Comment(0) | 『な』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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