タイトルが解体新書というくらいですから、体の各パーツについて書かれたメディカル・エッセイです。
頭髪から始まりまして、脳、頭蓋骨、目、歯、内臓、生殖器、血管、血液・・・・。
とにかく片っ端から体の各パーツを取り上げ、専門的な説明をし、しかしユーモラスな比喩を駆使して面白おかしく読ませてくれます。
こういうのを専門書で読めば素人にはちんぷんかんぷんなわけですが、楽しく勉強できるのはありがたいですね。
例えば子宮の大きさは親指ほどしかないなんて記述を読んでびっくりです。
赤ちゃんが育つ場所ですから、もっと大きなものかと思っていましたが。
まあ普段はそんな大きなスペースは必要ないですもんね。
それにしても人体の不思議といいますか、メカニズムには感心します。
よくもまあこんなに完璧なものを作り上げたものだなと。
それらを維持するためにもやはり体は労わらないとだめなんですね。(笑)
ラベル:エッセイ