2018年10月14日

「下読み男子と投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。」野村美月

CIMG3351.JPG

風谷青はラノベが大好きな男子高校生です。
実はラノベの新人賞の下読みのアルバイトをしています。
ある日、青は応募作の中にクラスメートである氷ノ宮氷雪の作品を見つけます。
クラスの誰とも口をきかない“氷の淑女”と呼ばれているクールな美少女です。
しかしそんな外見とは裏腹に、作品の内容は顔文字やフォント変えを駆使したハチャメチャな小説です。
『しましまパンツ \(@^0^@)/』なんて文章も。
えっ、あの氷ノ宮さんがこんな小説を!?
驚く青。
しかしその後青は氷雪に小説のアドバイスをすることになります。
目指すは『一次選考通過!』・・・・。
サブタイトルにもあるように、ラノベの下読みをしている男子と投稿をしている女子の物語です。
面白い設定ですね。
2人で投稿作を作り上げていくわけですが、もちろんその過程には少しずつ恋愛感情も芽生えてきて。
投稿作内のキャラ設定やストーリーがそのままこの2人の心情に当てはまりつつ、しかもこの小説の構成自体にも当てはまるというメタ小説的な作品です。
上手いなぁ。
まあベタといえばベタではあるんでしょうけど。
しかしクサさを感じさせず実に爽やかに微笑ましく読ませてくれます。
感動しました。
この作者の他の作品(文学少女シリーズ)もぜひ読んでみたいと思います。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『の』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください