2018年11月25日

「つるかめ助産院」小川糸

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夫の小野寺君が失踪してしまったまりあは傷心した気持ちを抱え、婚前に2人で旅行した思い出の南の島を訪れます。
そこで出会ったのがつるかめ助産院の院長をしている鶴田亀子。
夕方には島を出るつもりでしたが台風のため船が欠航になり、つるかめ助産院にお世話になります。
亀子に妊娠していることを告げられ、つるかめ助産院で出産することを決意するまりあ。
助産院で働くパクチー嬢やエミリー、サミーや長老といった島の人たちに囲まれ、まりあの新しい生活が始まります。
都会とは違って南の島の生活がなんとのんびりと優雅なことか。
しかし島で出会った人たちは皆他人にはわからないなんらかの痛みを抱えているのですね。
つらい思いをしているのは自分だけじゃない。
自分以上に皆それぞれつらい過去を背負っているのです。
そんな人たちとの生活に過去の人間関係を振り返って自分の至らなさに気付きながら、人の温かさや島の自然に触れてまりあの心は癒されていきます・・・・。
南の島という舞台がいいですね。
そして傷を抱えながらも一生懸命生活している人たち。
読んでいてほのぼのと心が温まります。
ただこのラストはどうでしょうか。
私はいただけませんでした
小野寺君ちょっと自分勝手で調子よすぎじゃないですかね。
まりあがそれでいいんだからいいのでしょうけど。(笑)
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『お』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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