2019年01月09日

「日常の極楽」玉村豊男

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極楽というものは天上にあるのではなく、健全な小市民としての日常のささやかな暮らしの中に発見していかねばならない。
著者はそう主張します。
そうですねぇ、ハレとケという言葉がありますけども、皆ちょっとハレを求め過ぎではないでしょうか。
派手な部分に惹かれ、日常の些細なことに関してはありがたみを感じない。
そんなことはありませんかね。
でも現在は当たり前の日常こそが極楽であると気付き始めている人も多い。
昔ながらの自然がどれだけ貴重なことか。
緑を伐採しビルを建て、土を失くして地面をアスファルトで固め、自分の家の中を冷やすために外に熱気を吐き出しています。
そして今頃になって温暖化だなんだと。
エコだロハスだと。
どれだけ自分勝手なんでしょうか。
食べ物にしてもグルメだ美食だと。
昔の地味ではありますが本物の素材で作った料理のほうがどれほど美味しく贅沢なことか。
そういうところに本当の極楽はあるのですね。
ラベル:エッセイ
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『た』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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