2019年01月21日

「葬儀の日」松浦理英子

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主人公は葬式に雇われて泣く『泣き屋』です。
そのライバルといいますか、表裏一体なのが『笑い屋』。
仕事のたびに必ず顔を合わせる存在です。
ところが昨日の葬式に彼女は来ませんでした・・・・。
これはどう解釈したらいいんでしょうね。
『笑い屋』の彼女というのは実際に存在したのか。
それとも『泣き屋』の彼女の心の中の存在なのか。
表題作他2編収録ですが、私は「肥満体恐怖症」がよかったです。
大学の女子寮に肥満の先輩3人と同室する肥満を嫌悪する主人公。
先輩たちにさんざんいびられるのですが、ひたすら辛抱し、こっそりと些細な復讐をします。
もう1編の「乾く夏」という作品もそうなんですけど、どれにも男性を拒否しているといいますか、嫌悪しているようなところがありますね。
女性の同性愛的な雰囲気があります。
といってもレズビアンとかそういうのではないのですが。
男性崇拝の否定みたいな感じでしょうか。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『ま』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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