2019年02月12日

「夜中にジャムを煮る」平松洋子

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食エッセイ集です。
タイトルがいいじゃないですか。
夜中にジャムを煮る。
これ昼間にジャムを煮るだとだからどうしたで終いなんですけどね。(笑)
夜中というのがなんとも意味深であり、儀式めいた雰囲気を感じます。
向田邦子の「夜中の薔薇」を思わせたりするタイトルです。
この著者の食エッセイは食べ物について書かれているのは当然のこととして、道具についても頻繁に取り上げておられます。
電子レンジを処分して蒸籠にしてみたり、炊飯器をやめて文化鍋や石鍋でごはんを炊いてみたり、ある意味時代と逆行したことをやっておられます。
そこに見られるのは道具に対しての愛着ですね。
電子レンジや炊飯器といった機械よりも、やはり蒸籠や鍋のほうが愛着が湧こうというものです。
そして手作り感のある美味しさですね。
やはり昔ながらの道具で料理すると出来もいい。
これは私も思います。(慣れないうちは失敗もありますが)
ただ食べ物について書かれたエッセイではなく、“台所”を感じる食エッセイだと思います。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『ひ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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