2019年03月12日

「羊と鋼の森」宮下奈都

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高校時代にたまたまピアノ調律師の板鳥さんと出会った外村。
その仕事に魅せられた外村は調律師を目指し、専門学校に通い、板鳥さんのいる楽器店に就職します。
調律師としてのスタートです。
憧れの板鳥さんとはなかなか顔を合わせる機会もありませんが、それぞれ個性を持つ先輩たちの下で外村は調律師としての修業を始めます・・・・。
まずタイトルなんですが、「羊と鋼の森」なんてどんな内容なんだと思いますよね。
それがピアノの調律師のお話なんです。
読んでいきますとタイトルに込められた意味と思いがわかります。
主人公の外村がピアノの調律という仕事に惹かれ、3人の異なる個性を持つ先輩たちの言動や仕事を目の当たりにし、調律師として成長していく過程を描いています。
そしてふたごの姉妹。
この姉妹の存在が一段と外村の情熱を強くします。
姉妹と変に恋愛話にならないところがまた清々しくていい。
2016年の本屋大賞を受賞したということで、たしかにいかにも本屋大賞好みな内容ではあります。
じんわりと心に染み入るいい小説でした。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 03:43| Comment(0) | 『み』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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