2019年04月15日

「水曜日の恋人」龍田よしの

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柚池彩芽はごくごく普通の派遣社員OL。
4年付き合った彼氏と別れてしまい、落ち込んでいた日々。
それを見かねた職場の先輩が気晴らしにとホストクラブに誘ってくれます。
そこで知り合ったのがホストのユウ。
彩芽はユウにゲームに誘われます。
これから3か月間、毎週水曜日にユウを指名できる。
開店から閉店までタダで遊んで、閉店後翌日の開店前までは恋人でいられる。
その3ヶ月のあいだにどちらが相手に惚れるか。
相手に「好き」と言わせれば勝ち、というゲームです。
ただし彩芽が負ければ貯金の600万円を没収されます。
どうせ別れた彼との結婚資金のために貯めたお金です。
やけくそでゲームに応じる彩芽ですが・・・・。
ホストクラブを舞台にした小説ですが、経験のない私にはリアルなのかどうかわかりかねますが。
いやしかし、読んでいてなるほどふむふむとは思わされましたね。
何人も登場するホストのそれぞれのキャラがちゃんと書き分けられており、それに応じた役割が与えられているあたり、きっちりと押さえておられます。
ちょっと個性が浅いですけどね。
キングというオーナーの存在感もいい。
最後の『イミテーションナイト』というイベントもいいですね。
構成としてお見事です。
ただ主人公の彩芽がホスト達に好かれるというからには、もう少し持ち味の天然っぷりが欲しかったように思います。
ここが大事なとこなんで。
でもけっこう夢中になって読みました。
実力のある作家さんだと思います。
この作品のパート2も出ているようで。
他の作品もすでに購入済み。
ぜひ今後も読ませていただきたいと思います。
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『た』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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