2019年05月23日

「オリーブの罠」酒井順子

CIMG3461.JPG

昔、「オリーブ」というファッション雑誌がありました。
私も現役でちょくちょく見ておりました。
(男性ですけど興味ありました。ちなみに「non-no」も購読してましたね。モデルの長谷川ミキさんが好きでした。 笑)
2003年で休刊となったようですね。
そうか、いつのまにかなくなっていたのか。
もともとは「ポパイ」の増刊ということでスタートしました。
「ポパイ」といえばお洒落でアメリカナイズされた、当時では先端のシティボーイ(死語)のバイブルのような雑誌でした。
その妹分として登場したのが「オリーブ」です。
著者はまさに「オリーブ」に影響を受けた世代。
影響どころかマーガレット酒井という名前でデビューし、連載までしておられました。
ちなみにその当時の編集者が泉麻人氏
いまや伝説ともいえる雑誌だったわけですが、読者であり執筆者でもあった著者が、「オリーブ」とはなんだったのか、と振り返り分析しておられます。
カリフォルニア、サーフィンといったアメリカンなイメージでスタートしたはずが、突如リニューアルしてフランスのリセエンヌを目指せとなります。
ファッションだけでなく、生活までも。
それが大きく支持されてオリーブ少女なんてのもあちこちに出没したわけですが。
しかし時代は流れます。
ヤンキーだのギャルだのが台頭してきまして、時代にそぐわなくなってきます。
そしていよいよ休刊。
ファッションの世界なんてほんとに時代を映すいちばん最先端ですもんね。
時代を作ったファッション誌といえども、それだけに同じコンセプトでは続けられないでしょう。
アメリカンからフレンチに変え、まさかギャルまではいけませんもんね。
さて、本書ではまさに著者が読者として、連載の執筆者として見続けてきた「オリーブ」が書かれています。
「オリーブの罠」とはなんだったのか。
あ、この本と一緒に「ユーミンの罪」も読まれましたら、当時の女性なら涙かと。(笑)
ラベル:エッセイ
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください