2019年05月25日

「落語と私」桂米朝

CIMG3462.JPG

人間国宝だった故・桂米朝が中学生高校生向けに書いた落語の入門書です。
いや、解説書というべきか。
もともとは昭和50年にポプラ社から出たものを、少し手を入れて昭和61年に文春文庫から出したのがこの本です。
なので落語の歴史、漫談とどう違うのか、東京と上方の違いは、落語史上にはどのような人たちがいたのか、などなど、非常にわかりやすく書かれています。
桂米朝といえば大きな名前でしたもんねぇ。
上方の落語を立て直した功績はあまりにも大きい。
この人がいなかったら今の上方落語はなかったかもしれません。
落語もまたさすがに面白い。
ちょくちょくネットで動画を観るのですが、はんなりした話し方に円熟の味わいがありますね。
弟子である桂枝雀の大きなアクションの落語も大好きですが。
最近はお笑いといえば漫才からスタートしてバラエティタレントというのが王道のようになっていますが、落語という芸にもっと目を向け評価するべきでしょう。
例えば小説やマンガ、映画といった創作に携わる場合、勉強になるのは漫才よりも絶対に落語です。
漫才しか知らない漫才師よりも落語を知っている漫才師のほうが絶対に面白い。
と思う。(笑)
さて、今からまた米朝さんの落語を聴くとしますか。
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『か』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください