2019年07月14日

「1行バカ売れ」川上徹也

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たった1行の言葉(キャッチコピー)が大ヒットを生む。
この本では現役のコピーライターが実際の例を取り上げて説明しておられます。
本来なら商品がよければ売れるべきなんですよね。
紛い物ではない本物の商品。
それだけでじゅうぶんなはずなんです。
それ以上の魅力や価値なんてあるはずがない。
しかし現代はいろんな物が出回っているので誠意を込めて作った本物の商品もそれらに埋もれてしまい、消費者のもとに届かない。
なんとか届かせようとすればやはり宣伝に力を入れることになるわけで、この上手い下手で売れ行きが大きく左右されるんですね。
読んでいてなるほどと思います。
やはりコピーには傾向というかコツがあります。
それも惜しげなく著者は公開しておられます。
でもねぇ。
達者なコピーや宣伝のおかげでくだらない商品がヒットしてしまうこともあるわけで。
もちろんそんなのは一時的なブームで終わるでしょうけど。
別にこの本は本物の商品を支持しましょうというコンセプトではなく、あくまで売れるためのコピーを考えましょうということですから、それでもいいのですが。
そのあたり著者も書いてはおられます。
『言葉だけでバカ売れしてしまったものは、やはり長く続かない場合が多いのです。』
でも私が嫌なのは、それでも取りあえず売れれば勝ち的に戦略的な宣伝で中身のない商品を売る人たちがいるわけですし、何よりもそれに乗せられ(騙され)てしまう消費者が多いことです。
もちろん私も例外ではありません。
商品の本質よりも魅力的な宣伝やコピーに釣られて物を買う。
なんと愚かしいことでしょう。
私はそういう気持ちでこの本を読みました。


posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『か』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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