2019年07月22日

「グッドバイ・ママ」柳美里

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ゆみは幼稚園に通う男児の母親です。
夫は単身赴任中で息子との二人暮らし。
毎日せっせと息子を幼稚園に送り迎えしていますが、ゆみは幼稚園の経営方針に不満があり険悪状態。
そのせいか息子もうまく馴染んでいないようです。
住んでいる団地の自治会ともごみの出し方で揉め、福島原発の放射能漏れの影響が気になり、夫が浮気しているようだと疑心暗鬼になり・・・・。
なんだか周りはすべて敵といった感じで、ほぼノイローゼ状態ですね。
しかし視線はゆみという主人公なので、客観的ではありますが読んでいるこちらもゆみ目線になります。
そう考えるとたしかに世の中「そうだそうだ」と頷く部分もありますが。
実際ここまでではなくてもこのような言動をしている人は大勢います。
夫婦や親子といった家庭問題、育児、近隣とのコミュニケーション、健康問題、あらゆる問題がこの小説には詰まっています。
最後は・・・・ちょっと救いがないですね。
辛すぎます。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 04:10| Comment(0) | 『ゆ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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