2019年10月12日

「フランス料理は進化する」宇田川悟

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今では日本においてさえ、海外のVIPを迎える食事はフランス料理だったりします。
個人的には非常に不満なんですけどね。
日本でもてなすのになぜフランス料理なのかと。
素晴らしい食文化が日本にあるにもかかわらず。
ま、それほどフランス料理というのは料理として洗練されているということなのでしょう。
そして言語でいえば英語のように世界共通ということなんでしょうね。
ですがブルボン王朝、ルイ十四世の時代。
ヴェルサイユ宮殿での豪華な晩餐会。
実は今ほど料理やマナーは洗練されていませんでした。
ではその後どのようにフランス料理は進化してきたのか・・・・。
過去や現在のフランスの食文化を紹介し、そしてエスコフィエなどの偉大なる料理人にも触れます。
ヌーヴェル・キュイジーヌがあり、いろんな料理人が出てきました。
しかしその反動も大きかった。
わけのわからない料理を作る料理人も続出。
揺り返しで昔ながらの地方料理に目が向けられたりします。
食材の鮮度やその味を生かすことにも目が向けられました。
そんなの日本料理では当然のことなんですけどね。
それまでのフランス料理はそうではなかったんです。
そのようなフランス料理の歴史がきっちりと語られています。
最後の章は著者がロンドンでプロデュースしたフランス料理店のいきさつです。
ミシュランの星を取ることを目標に、どのような店づくりをしたのか。
その結果は。
これは非常に興味深く読みました。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『う』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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