2020年02月07日

「変わる家族 変わる食卓 真実に破壊されるマーケティング常識」岩村暢子

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1960年以降に生まれた、子供を持つ主婦を対象に食卓のアンケートを実施。
3段階に分けたアンケートです。
まずは筆記。
食事作りや食生活について。
第2段階では1日3食分、1週間連続で毎日の食卓の記録と写真を提出してもらいます。
そして第3段階では第1段階と第2段階の結果を突き合わせて分析し、面接で詳細を問います。
予想通り最初のアンケートと実態は思いっきりかけ離れています。
アンケートではできるだけ手作りしている、野菜をたっぷりと取り入れているなど聞こえのいい回答なのですが、実態はほとんどコンビニなどの出来合いや冷凍食品、ファーストフード、そして野菜なんてごくわずか。
というか、その前に料理自体していない。
以前に読んだ著作も同じ内容なのですが、もうほんと読んでいてこれほど腹が立ってストレスが溜まる本もないでしょう。(笑)
主婦たちの言い訳の口の減らなさといったら。
仕事で遅くなったので夕食はコンビニのお惣菜で済ませた、って短時間パートで夕方4時上がりだったりします。
昼間は忙しかったので夕食を作る時間がなかった、ってママ友とランチでだべってただけだったりします。
わたしは朝が弱い人なので朝食は作りませんとか。
主人も子供も勝手に好きなものを食べてますとか。
料理を作るにしても栄養とかバランスとかまったく考えていない。
そもそも母親に料理を教わっていないので作れない。
それをまったく悪びれない。
なんなんでしょうか、この人たちは。
まさしく“豊かな国ニッポン”の弊害ですよね。
これを読みますと、食生活に限らずですが、アンケートなどというものはなんのアテにもならないということに気づかされます。
アンケートの回答なんて上辺だけの体裁のいい理想論です。
実態はまったく別。
なのでメーカーがアンケートを信用して商品開発なんかすると、とんでもない失敗をしてしまったりするんですね。
上辺の回答を鵜呑みにしてはいけません。
さて、著者はあとがきに書いておられます。
これは現在の主婦の実態を暴いて糾弾する本ではないと。
そう、著者は決してそのような主婦たちを批判しておられません。
しかし耳が痛いというか胸が痛いというか、心当たりのある人たちからは批判の声があるようです。
こいつらどこまでふてぶてしいのか。(笑)
しかし食糧面でも健康面でも、このしっぺ返しは必ずやってきます。
間違いなしに。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『い』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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