2020年02月13日

「コンプレックスの行き先は」里崎雅

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ぽっちゃりした体形の小山内葉月は建設会社に勤める24歳のOLです。
そのぽっちゃり体形がコンプレックス。
職場は小さな支店だし職業柄周りはほとんどおじさんばかり。
そんな状況にも慣れて日々過ごしていましたが、ある日やってきた取引先の営業マンを見てびっくりです。
小・中学時代からの付き合いで、一時期は同じ高校に進学することにもなっていた木田和樹でした。
しかし木田のある一言が葉月のコンプレックスを逆なでし、二人は離れてしまうことになります。
スーツとメガネが似合うイケメンになって葉月の前に現れた木田ですが、葉月は木田に対していじめっ子のような感情を持っており、接点を持ちたくありません。
しかし木田は積極的に葉月を食事に誘ったりしてきます・・・・。
なるほど。
女性ってほんと体形やら体重やらを気にしますよね。
なんなんですかね、それって。
で、この作品は、ぽっちゃりな体形をコンプレックスに思っている女性がいて、そんなことを気にするどころかずっとそういうおまえが好きだったんだという男性が現れて、もちろんその男性は他の女性が振り向くようなイケメンで、あなたの近くにはもっと素敵な女性がいるのにわたしなんか・・・・という女性のナルシズムをくすぐる設定です。
でも読んでいてそれほど白々しさを感じなかったのはこの作者の上手さなんでしょうか。
お互いの気持ちの勘違いにもほどがあるとは思いましたが、まあそれはこのジャンルのお約束事としてむしろ楽しむべきなんでしょう。
エッチのシーンもかなり後半になってから。
これも早いうちからエッチなシーンで読者の目を引こうというあざとさがなくていいですね。
そこそこ楽しめました。
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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