2020年06月04日

「どんくさいおかんがキレるみたいな。 方言が標準語になるまで」松本修

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いまや日常語として使っている言葉。
「どんくさい」、「おかん」、「キレる」、「みたいな」。
これって実はローカルだったり芸人の隠語だったそうです。
ではこれらの言葉の発祥はどこなのか。
どのようにして全国に広まったのか。
著者の研究が始まります・・・・。
この著者、以前に「全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路」という本を上梓され、「アホ」と「バカ」の境界線はどこにあるのかということを発端にその他の言葉についても全国的に調査した結果を発表しておられます。
そんな著者が今回は「どんくさい」、「おかん」、「キレる」、「みたいな」という言葉について調査しておられます。
「どんくさい」、「おかん」につきましては、私ども大阪人にとっては子供のころから馴染んでいる言葉です。
単語として存在していました。
「キレる」、「みたいな」というのは言い回しで、これは最近(といっても数十年前)からの言葉だという認識です。
ですが著者の研究によりますと、そうでもなかったようで。
いろんな文献をあたってそのルーツを探っておられます。
「みたいな」という言葉もつい最近かと思っていたのですが、実はもっと昔、俳優の渥美清なんかも頻繁に使っておられた記録があります。
もっとさかのぼると1950年代までたどり着くようです。
その他、それぞれの言葉も意外と歴史は古い。
それについての説明はここでは省略しますので興味ある人はぜひ読んでみてください。
で、このような言葉を一般に広めたのはお笑い芸人であると。
「みたいな」という言葉はとんねるず。
「おかん」に関してはダウンタウン。
やはり現在はお笑い芸人の影響というのはかなり大きいようで。
ただこういうのに単純に染まってしまう若い連中というのも、方言を壊していくようでちょっと不安な気もするのですが。
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『ま』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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