2020年08月29日

「完全保存版 まんが道大解剖」サンエイムック

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マンガ好き、というか70年代~80年代にマンガ家を目指していた人たちにとってはバイブル的な作品が「まんが道」です。
さすがに現在の若い人たちはどうか知りませんけども。
主人公は満賀道雄こと藤子不二雄A氏。
手塚治虫に憧れ、マンガ家になるため友人の才野茂(藤子・F・不二雄)とともに富山県の氷見・高岡から上京して伝説のトキワ荘に住むことになります。
トキワ荘。
う~ん、マンガファンにとっては聖地のような場所ですね。
1982年に解体され、今はもうありませんけど。
マンガの歴史を語る上で避けて通れない場所です。
最初に手塚治虫が住み、そして寺田ヒロオ、手塚が出たあとに藤子不二雄、鈴木伸一、森安なおや、石森章太郎、赤塚不二夫、水野英子と続きます。
通い組ではつのだじろう、園山俊二など。
つげ義春、松本零士、ちばてつやなどもトキワ荘を訪れたことがあるそうです。
そのトキワ荘時代を描いたのが「まんが道」なんですね。
今のようにマンガ家が長者番付に名を出すような時代ではありませんでした。
なので一攫千金とかではなく、ただひたすらマンガが好きで描き続けた人たちです。
四畳半の狭い部屋でカリカリカリカリ・・・・。
藤子氏がトキワ荘に移る前は二畳の部屋に二人ですからね。
まあそのようなマンガに懸けた青春物語である「まんが道」をいろんな角度から紹介、解説したガイドブックがこの本なわけです。
登場人物やいろんなシーン、藤子不二雄A氏へのインタビューはもちろん、まだ電話が普及していなかった当時の出版社からの原稿催促電報なども公開されています。
そしてトキワ荘の見取り図、解体前の外部や内部の写真なども。
藤子氏のトキワ荘時代を知ることができるだけでなく、マンガ史の資料としても価値のある一冊です。
ラベル:マンガ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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