2019年06月30日

6月の一冊

今月の読書は以下の14冊でした。

・「残穢」小野不由美
・「棋士の魂 ~将棋インタビュー傑作選~」別冊宝島編集部 編
・「世界一周ひとりメシ in JAPAN 」イシコ
・「涼宮ハルヒの陰謀」谷川流
・「葎の母」津島佑子
・「それマジ!? 話のネタに困ったとき読む本」綱島理友
・「それでも酔ってません 酒呑みおじさんは今日も行く」大竹聡
・「友情」武者小路実篤
・「シェフの哲学 食の探求から 三つ星レストランの運営まで」ギィ・マルタン
・「スイートトラップ」水城夕
・「美人の時代」井上章一
・「ラスト・ワルツ」柳広司
・「東方食見聞録」森枝卓士
・「片想い」中島みゆき

「残穢」、怖い小説とのことで読んでみたのですがまったくだめ。
期待外れでした。
「棋士の魂 ~将棋インタビュー傑作選~」、なにかと話題の将棋界。
これはけっこう古い本ですが、それでもほぼ皆さんいまだ現役で活躍しておられます。
「世界一周ひとりメシ in JAPAN 」、日本国内を食べ物屋で世界一周するという試み。
それだけ日本というのは各国の料理が食べられるということで、こんな国は他にありませんよね。
「涼宮ハルヒの陰謀」、今回は長編でした。
ハルヒよりも朝比奈さんや長門さんに重点を置いた内容です。
「葎の母」、津島佑子は好きな作家さんですが、これはちょっと私には理解できませんでした。
勉強不足でございます。
「それマジ!? 話のネタに困ったとき読む本」、些細な疑問を企業に問い合わせて確認するという突撃レポ的な一冊。
いや、勉強になりました。
「それでも酔ってません 酒呑みおじさんは今日も行く」、そうなんです、酒呑みおじさんは今日も行くんです。
私も毎日朝から飲んでます。(笑)
「友情」、有名な作家で作品ですが、意外と皆読んだことないのでは。(笑)
ストレートで爽やか(?)な青春恋愛小説ですよ。
「シェフの哲学 食の探求から 三つ星レストランの運営まで」、他の料理人本に比べてやや専門的といえましょうか。
フレンチに限らずですけど、プロを目指す人は読んでみるべきかも。
「スイートトラップ」、プロの域に達していない小説です。
エタニティだからこその作家さんでしょうか。
「美人の時代」、美人がいいかブスがいいか、そりゃ美人でしょう。
フェミニストを敵に回しても(?)著者は主張します。
「ラスト・ワルツ」、ストイックなスパイの世界を描いたシリーズ。
いよいよこれで最終巻でしょうか。
「東方食見聞録」、東アジアの食探報です。
やはり日本人の食欲に訴えかけるものがありますね。
「片想い」、ミュージシャン中島みゆきの対談集。
いろんなジャンルの人たちとの対談で、著者の交友の広さやファン層の広さに感心しました。

ではでは、今月の一冊を。
う~ん、正直言ってかなり厳しいですね。
これといって抜きん出た感想を持った本はありませんでした。
ですがこの中から一冊を選ぶとなりますと。
「それマジ!? 話のネタに困ったとき読む本」でいきましょう。
そうだったのかと感心する話がいくつもありました。
例えば蚊取り線香。
これ、煙にはほとんど殺虫効果がないなんて知ってました?
今月の一冊はこれです。

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2019年05月31日

5月の一冊

今月は15冊の読書でした。

・「超高速!参勤交代 リターンズ」土橋章宏
・「自分史上最多ごはん」小石原はるか
・「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」神田桂一 菊池良
・「耽美なわしら1」森奈津子
・「サラリーマン居酒屋放浪記」藤枝暁生
・「マンガはなぜ面白いのか その表現と文法」夏目房之介
・「本は10冊同時に読め!」成毛眞
・「漂泊の牙」熊谷達也
・「変な給食」幕内秀夫
・「キムラ食堂のメニュー」木村衣有子
・「三匹のおっさん ふたたび」有川浩
・「オリーブの罠」酒井順子
・「落語と私」桂米朝
・「5」佐藤正午
・「豆腐のトバ口 鰹の面取り」村松友視

「超高速!参勤交代 リターンズ」、タイトルからするとコメディのように思えますが、なかなかどうして読み応えのある時代小説です。
しっかりとエンターテイメントもしています。
「自分史上最多ごはん」、ある店のある料理が気に入り、何十年も通い何百回も食べ続ける。
そんな一品を紹介した一冊。
「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」、文豪の文体でカップ焼きそばの作り方を書くというバカバカしい内容です。
笑えます。
「耽美なわしら1」、ゲイとレズな連中のコメディ。
小説としてはどうかというレベルですが、まあそれなりに面白いのでよしとしましょう。
「サラリーマン居酒屋放浪記」、出張で全国を訪れる酒飲みサラリーマンがいい居酒屋を紹介します。
同じような立場の人なら実用的かも。
「マンガはなぜ面白いのか その表現と文法」、線やコマといった技術的な面からマンガを分析する著者。
普通の読者ならさらりと読み流すような部分をよく見てるなぁと思います。
「本は10冊同時に読め!」、まあ数冊を並行して読むというのは私もやっていますしいいと思います。
しかし著者の高飛車な物言いがイタ過ぎます。
「漂泊の牙」、絶滅したはずのニホンオオカミが生きていた!?
緊迫の動物&山岳小説です。
「変な給食」、ほんと学校の給食って変なのが多いですよね。
昔はここまでひどくなかったように思いますが。
「キムラ食堂のメニュー」、メインは著者の畑日記でしょうか。
日々の苦労が描かれています。
「三匹のおっさん ふたたび」、ちょっと話のスケールが小さい気もしましたが、まあ街の警らですからこんなものですか。
さすがに話は上手いと思います。
「オリーブの罠」、伝説のファッション誌オリーブで育った著者が過去を振り返り分析。
酒井順子ならではの柔らかくも容赦のない指摘がいい。
「落語と私」、落語についてわかりやすく詳しく解説した一冊。
入門書としていい本だと思います。
「5」、内容はSF的でちょっと現実離れしています。
しかしそうは思わせずするすると読ませるのがさすがに佐藤正午。
「豆腐のトバ口 鰹の面取り」、食べることについていろいろと細かなところにこだわった食エッセイ。
なんだかんだいいつつ、やはり食べることにはこだわらずにいられないんですよね。

では今月の一冊を。
「超高速!参勤交代 リターンズ」、「5」が候補ですね。
どちらもわくわくと夢中で読みましたが、「5」ですかね。
うん、今回はこれでいきましょう。

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2019年04月29日

4月の一冊

今月読んだのは以下の14冊です。

・「銀河鉄道の父」門井慶喜
・「ホンのひととき 終らない読書」中江有里
・「エンジョイしなけりゃ意味ないね」朝倉かすみ
・「叙々苑 「焼肉革命」」新井泰道
・「おもしろメニュー二万年」永山久夫
・「夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」カズオ・イシグロ
・「指名ナンバーワン嬢が明かす テレフォンセックス裏物語」菊池美佳子
・「水曜日の恋人」龍田よしの
・「イタリア半島「食」の彷徨」西川治
・「男は旗」稲見一良
・「ブランドのデザイン」川島蓉子
・「女の庭」花房観音
・「まだある。 今でも買える“懐かしの昭和”カタログ ~駄菓子編 改訂版~ 」初見健一
・「ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗」円谷英明

「銀河鉄道の父」、宮沢賢治ではなくその父を描いた小説。
どこまでが実話かどうかわかりませんが、父を通して宮沢の生涯が描かれています。
「ホンのひととき 終らない読書」、本についてのエッセイ&書評。
こういうのは知らなかった本との出会いを提供してくれます。
「エンジョイしなけりゃ意味ないね」、いろいろな女性を主人公にした短編集。
作者の言葉のセンスに惹かれます。
「叙々苑 「焼肉革命」」、内容といいますか構成がちょっと薄っぺらい。
そのぶん読みやすかったですけども。
「おもしろメニュー二万年」、われわれ日本人は太古の昔からどのような食生活を送ってきたのか。
飽食に浮かれる前にこのような歴史を知るべきでしょう。
「夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」、ノーベル賞作家の短編集。
翻訳物としては非常に読みやすい。
「指名ナンバーワン嬢が明かす テレフォンセックス裏物語」、今でもいるのでしょうか、テレフォン嬢。
時代の性風俗ですね。
「水曜日の恋人」、ホストを相手にした駆け引きな恋愛小説。
思わず引き込まれて読んでしまいました。
「イタリア半島「食」の彷徨」、日本のイタリア料理には満足できない著者の本場イタリア料理の紹介。
カラー写真でふんだんに。
「男は旗」、作者にしてはややファンタジーな冒険小説。
でもきちっと締めてます。
「ブランドのデザイン」、ブランドをイメージつけるのは何か。
やはりデザインの仕事は大きいですね。
「女の庭」、5人の女たちの生き様と性癖。
相変わらずエロいです。
「まだある。 今でも買える“懐かしの昭和”カタログ ~駄菓子編 改訂版~ 」、昭和の駄菓子健在なり。
でも少しずつ無くなっていくんでしょうね。
「ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗」、ウルトラマンで有名だった円谷プロ。
でもその内情はこのようなものだったのかと。

14冊読みまして、その中から一冊を選ぶわけですが。
候補は「水曜日の恋人」と「女の庭」ですね。
前者はライトノベルといいますか、女性向けのちょっとエッチな小説。
後者もやはりエッチな小説ですね。
私はこういうのに惹かれてしまうのでしょうか。(笑)
「水曜日の恋人」が思いのほか楽しめました。
エタニティ文庫から今まで一冊も選んだことがなかったと思いますので、今回はこれを選んでみましょうか。
今月の一冊はこれに決定。

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2019年03月30日

3月の一冊

今月の読書は14冊でした。

・「ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~」三上延
・「実況・料理生物学」小倉明彦
・「雪の鉄樹」遠田潤子
・「怖い絵 泣く女篇」中野京子
・「お江戸の姫君 右京之介助太刀始末」高橋三千綱
・「羊と鋼の森」宮下奈都
・「定食ニッポン」今柊二
・「カエルの楽園」百田尚樹
・「妻の超然」絲山秋子
・「赤ずきんちゃん気をつけて」庄司薫
・「キアズマ」近藤史恵
・「やくざと芸能界」なべおさみ
・「諸国空想料理店」高山なおみ
・「愛のひだりがわ」筒井康隆

「ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~」、シリーズもいよいよ大詰めになってきました。
五浦と栞子さんの関係が楽しみです。
「実況・料理生物学」、料理を化学的生物学的に講義した一冊。
こういうアプローチも楽しいですね。
「雪の鉄樹」、過去にいったい何があったのか。
じわじわと明らかになっていく過程を読ませる腕はなかなかのもの。
「怖い絵 泣く女篇」、何がどう怖いのか。
ただ見ているだけではわからない絵に隠された意味などを解説してくれます。
「お江戸の姫君 右京之介助太刀始末」、主人公右京之介の魅力がいいですね。
話がもうちょっとシンプルであればなお。
「羊と鋼の森」、ピアニストではなくピアノの調律師を扱ったちょっと異色(?)な作品。
じんわりと心に染み入りました。
「定食ニッポン」、飯、汁、おかずがセットになった定食。
日本の心です。(笑)
「カエルの楽園」、ちょっとベタではありますが、現在の日本を揶揄した小説です。
この痛烈な皮肉が届けばいいんですけどね。
「妻の超然」、超然とは何ぞや。
達観なのか開き直りなのか何もかもを受け入れる広い心なのか。
「赤ずきんちゃん気をつけて」、日本版「ライ麦畑でつかまえて」?
良くも悪くも当時の高校生なんですね。
「キアズマ」、大学生のロードレースを扱った作品。
読み応えじゅうぶんでした。
「やくざと芸能界」、タブーに挑戦した一冊といえましょうか。
この本のおかげで著者はNHKの仕事がボツになったそうです。(笑)
「諸国空想料理店」、食エッセイ&レシピ集。
エスニックがお好きな方はぜひ。
「愛のひだりがわ」、ジュブナイルの体を装いながらただのジュブナイルにはなっていませんね。
やはり筒井康隆のテイストです。

今月はいつもより小説を多く読めました。
9冊。
その他が5冊。
どれもけっこう楽しめました。
そんな中から今月も一冊選びましょう。
絞って「雪の鉄樹」、「羊と鋼の森」、「キアズマ」ですかね。
「雪の鉄樹」は初めての作家さんでしたが、他の作品もぜひ読みたいと思えました。
「キアズマ」は「サクリファイス」シリーズで期待していた通りの面白さでした。
でも今回はピアノ調律師という未知の世界を見せてくれた「羊と鋼の森」でいきたいと思います。
今月の一冊はこれで。

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2019年02月28日

2月の一冊

今月の読書は13冊でした。

・「成功する人は生姜焼き定食が好きだ」笠井奈津子
・「ベジタリアンの文化誌」鶴田静
・「後妻業」黒川博行
・「キャンティ物語」野地秩嘉
・「藤十郎の恋・恩讐の彼方に」菊池寛
・「夜中にジャムを煮る」平松洋子
・「隣に誰かさん。」深月織
・「はなうた日和」山本幸久
・「江戸へようこそ」杉浦日向子
・「女とお酒のいい関係」友田晶子
・「読むのが怖い! 帰ってきた書評漫才~激闘編」北上次郎×大森望
・「明日を知らず」芝木好子
・「シマコの週刊!?宝石」岩井志麻子

「成功する人は生姜焼き定食が好きだ」、トンデモ本とまでは言いませんけども。
どちらかというとイタイ系の本かなと。
「ベジタリアンの文化誌」、肉食を否定するベジタリアンとはどのような人たちなのか。
その歴史や文化を掘り下げます。
「後妻業」、これは作者の造語でしょうか。
キャラといい内容といい、ピタッとはまっていますね。
「キャンティ物語」、一世を風靡したイタリアンレストラン「キャンティ」の歴史です。
といっても店そのものよりも関わった人物が主ですが。
「藤十郎の恋・恩讐の彼方に」、教訓を含んだような短編集です。
粒ぞろいな内容でした。
「夜中にジャムを煮る」、ただ食べ物について語るだけでなく。
そこにはやはり生活というものがあります。
「隣に誰かさん。」、若い女性向けのラブストーリー。
甘いですけどそこそこ読めます。
「はなうた日和」、さりげないようでドラマな日常といいますか。
さらりと読ませるあたりがもしかしたら過小評価されるかも。
「江戸へようこそ」、江戸の日常を紹介した(?)一冊。
なんだか著者の高飛車さが鼻につくのですが。
「女とお酒のいい関係」、いまやお酒を飲むのに男も女もありません。
ですがやはり女性はスマートに飲んでいただきたいですね。
「読むのが怖い! 帰ってきた書評漫才~激闘編」、まさに漫才です。
真正面からの書評よりもこのような形式のほうが受け入れやすいかもしれませんね。
「明日を知らず」、戦中戦後の満州を舞台にした恋愛小説。
でも小説としての出来はどうでしょう。
「シマコの週刊!?宝石」、ゲリラ的に復活した(!?)週刊宝石。
裏話的な内容です。

えっと、今月の一冊ですが。
そうですね、エンターテイメントとして上出来だと思える「後妻業」でしょうか。
けっこうワクワクしながら読めました。
大阪を舞台にしており、私にとっては地元感もプラスでしたし。
今月はこれで。

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