2021年01月05日

「夫婦で読むセックスの本」堀口貞夫・堀口雅子

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セックスレスという言葉をよく聞きますね。
言葉通りそのまんまで、夫婦間にセックスがないことを表した言葉です。
いろんな理由がありますが、女性の妊娠・出産というのはまず大きなきっかけになるようです。
妊娠中セックスなんかしたらお腹の赤ちゃんによくないんじゃないか。
女性も妊娠中は性欲が減退しますし。
なのでご無沙汰になる。
その後出産をして、体の傷のこともありますし、昼も夜もない赤ちゃんの世話で女性はセックスどころじゃなかったりします。
更年期というのもありますね。
これは体の変調でもあり精神的な変調もきたします。
女性だけでなくもちろん男性にもいろんな事情があり、よくいわれるのがEDですね。
勃起障害です。
仕事で疲れて帰ってきて、セックスどころじゃないという場合もあるでしょう。
そうやって夫婦のすれ違いが続く。
男性に多い思い込みですが、セックスとは必ずしも挿入して射精しなければならないというものではないと著者はいいます。
意外と女性は挿入してもらわなくても抱きしめられるだけでいいと思ってたり、手をつないだり日頃優しい言葉をかけてもらえるだけでもそれなりに満足できる場合もある。
でもさりげなくそういうことができる男性って日本人ではなかなか少ないですよね。
日頃のそういうコミュニケーションなしにいきなり挿入だなんていっても、そりゃ女性は満足しないでしょう。
夫の独りよがりのセックスにうんざりして、無いほうがましと思っている妻も多いようです。
形式としてのセックスよりも、やはりまずは相手に対しての思いやりから始まるんでしょうね。
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2020年08月15日

「うたかたの日々」ボリス・ヴィアン

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青年のコランは美しい女性クロエと出会い、結婚します。
しかしクロエは肺の中に睡蓮が生える奇病に侵されてしまいます。
懸命に看病するコランですが、クロエは徐々に弱っていきます・・・・。
って、これしか書きようがない。
シュールといいますか、まったくわけわからん世界です。
この描写には意味を求めてもだめなんでしょうね。
書かれていることがこの小説の中では現実であり、読者は素直にそれを受け入れるしかないんでしょう。
比喩だとか言い回しとかではなく、そのまんまそれはこの世界で起こっていることなんだと。
たぶんたいがいの人が30ページ読むまでに放り投げるんじゃないでしょうか。(笑)
なんとか最後まで読みましたけど、疲れました。
もう結構。
ラベル:海外小説
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2020年01月04日

「早起きのブレックファースト」堀井和子

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「早起きのブレックファースト」ということですが、朝食に特化した内容というわけではありません。
タイトルの著書他2冊を文庫化するにあたって1冊にまとめたようですね。
器や雑貨といった暮らしについてのエッセイも収録されています。
自然体だとかエコだとか、肩の力を抜いたちょっとオシャレな生活に憧れる女性が喜びそうな内容ですね。(笑)
1日の始まりは朝にありなわけで、朝食というのはその日のスタートを切る儀式ともいえます。
頭や体を目覚めさせ、午前中の勉強や仕事がはかどるともいわれています。
効果なしなんて説もありますけどね。
しかし慌ただしく家を飛び出すよりも、ゆっくり朝食を食べるくらいのゆとりがあったほうがいいとは思います。
ラベル:グルメ本
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2018年02月16日

「熊の敷石」堀江敏幸

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数年ぶりにパリを訪れた私。
しばらく音信不通になっていた友人のヤンと会うことにします。
ヤンの住む田舎を訪れ、ユダヤ人の歴史に触れ、私は目の見えない息子を持つ家主の女性と出会います・・・・。
主人公の『私』は作者を思わせ、私小説のような紀行文のような雰囲気をもつ作品です。
私にとってはなんとなく乾いた空気を感じさせる小説でした。
それはやはり小説としては淡々としているからですかね。
友人ヤンとの再会、家主のカトリーヌ、目の見えない2歳半の息子ダヴィッドとの出会い。
なにがあるのかというと特になにがあるわけでもありません。
それらが柔らかく引っ掛かりのない文章でつづられていきます。
もうちょっとぐっとくるものが欲しい気がしましたね。
それが何かと問われると答えられないのですが。
ラベル:小説
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2017年10月27日

「アメリカの食卓」本間千枝子

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タイトルから想像するとアメリカの家庭料理を紹介した軽いエッセイかなと。
読んでみると違いましたね。
もっと広くアメリカの食文化を紹介した内容です。
といっても学術的な記述ではなく、あくまで個人的な経験を書いたエッセイですが。
アメリカというと料理に関してはどうしても低く見がちです。
代表する料理にハンバーガーなんてあったりしますが、これなんかまさにファストフードの最たるものといったイメージがあります。
実際アメリカ人ってこれが好きなんですよね。
ですがアメリカ人が愛するハンバーガーというのは、日本人が持つイメージとはちょっと違うようで。
『芝生の庭の一隅にしつらえられた煉瓦作りの炉には炭火が熾り、何キログラムもあるような挽き肉の塊りは見るまに幾つものハンバーガーに丸められ、片はしから焼けた鉄網の上にのせられる。肉からしたたる脂が火の上に落ちて、肉の燔ける時独特の、あのおいしい匂いを漂わせながら煙があがる・・・・』
この後も描写は続きます。
いろんなトッピングがあり飲み物があり、子供たちは興奮して走り回り、皆大口を開けてハンバーガーにかぶりつく。
ファストフードで購入するハンバーガーとは大違いではないですか。
もちろんすべてのアメリカ人がこのようなことをしているわけではなく、もしかしたら古き良き時代のアメリカの風景なのかもしれません。
『このような状況の下で食べるハンバーガーは、エレガントな料理の一皿をも凌駕するように思うのだが・・・・』と著者は書きます。
まさしくですね。
このシチュエーションはやはり日本で真似ても“別モノ”になってしまいそうです。
ハンバーガーは一例ですが、アメリカにはアメリカのシチュエーションに合った料理があり、そんな中で食べるのがまた美味しいんでしょうね。
ラベル:グルメ本
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