2014年11月24日

「知れば知るほど一段とウマくなる! 「関東の味」のしきたり「関西の味」のしきたり」話題の達人倶楽部 編

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なにかにつけて比較される関東と関西。

その中でも料理については多くの人が話題にしたり耳にしたりすることがあると思います。

そんな関東と関西の料理や味付けについての違いを比較紹介したのがこの本です。

定番なのは関東のそばに対して関西のうどん。

つゆも関東の濃い色と味に対して関西の淡い色と味付け。

関東が豚肉文化で関西が牛肉文化なのはよく知られていますね。

うなぎの背開き腹開きなんてのもあります。

その他「へぇ」と思ったのがマロニー。

私のように大阪人にとっては鍋の具として定番の存在ですが、知らない関東人も多いとか。

冷奴にカラシというのも関西ならではのようで。

昔は豆腐屋さんで豆腐を買うとたしかにカラシを付けてくれました。

小さな半透明の紙にべろっと塗るようにしてそれを二つ折りにして。

でも「えっ、そんなことないよ」と思うこともあります。

例えば甘食。

関西ではまったく見かけず、関西人にはなんのことやらわからないはずとあります。

そんなことはない。

大阪には私の親の世代から甘食はありました。

他にもそのような例はこの本の中にいろいろあります。

ですが取材不足として責めるのは気の毒です。

単純に関東はこう関西こうと割り切れないことは多々あります。

たまたま身近にそれぞれの出身の人がいて、その家庭や界隈ではこうだったとういうのもあるでしょうし。

あれこれ紹介し続けるときりがないのでこのへんで。(笑)

興味深く面白く読めました。

ラベル:グルメ本
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2014年10月23日

「朝食をやめて健康になる」渡辺正

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朝はしっかり食べましょうというのが現在のところ一般的な常識となっています。

朝食を食べないと仕事や勉強がはかどらないというのが大きな理由です。

しかし著者は異を唱えます。

朝には食欲がない人が多いですが、それは理にかなっているのだと。

朝はガソリンが空っぽだと考えがちですがそれは大きな間違いで、夕食で採った栄養素は夜間のうちにじゅうぶん消化吸収され、各組織に蓄えられていると。

なので朝はガソリンが満タンの状態であり、食欲がないのも道理だというんですね。

事実昔は朝抜きの1日2食だったといいます。

日の出と共に起きて働き、午の刻(午前11時~午後1時)に朝食を採り、申の刻(午後4時頃)に夕食を採ったと後醍醐天皇時代の文献にあるそうです。

現在でもそんな食生活をしているのが相撲取りです。

彼らは朝ごはんは食べません。

だからといって力が出ないなどということはなく、朝から激しい稽古をしています。

むしろ朝ごはんなど食べると吐いてしまいます。

などなど、いろいろな例やデータを挙げて朝食抜き健康法というのを唱えておられます。

ダイエットにも効果があるし、自然治癒力を高め病気の予防や改善にもなると。

健康になるかどうかはともかく、私個人の体験でいえば朝食を抜いて不都合なことはひとつもないですね。

体や頭が働かないなんてことはありません。

そして毎日きっちり朝食を採ると、採らないのに比べて確実に太ります。

そりゃそうでしょうね。

1食分のカロリーが増えるわけですから。

この本によると朝食抜きは体に悪いどころか健康になるとのことなので、ダイエットを意識している人はご一読を。(笑)

実践するかどうかは本人次第です。

ラベル:グルメ本
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2014年02月25日

「旅うなぎ 料理人季蔵捕物控」和田はつ子

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シリーズ第五弾。

料理人の季蔵は裏の顔を持っています。

小料理屋『塩梅屋』の二代目亭主として商いをしつつ、北町奉行の烏谷椋十郎の下で世に潜む悪を成敗しているのです・・・・。

連作短編集。

四話が収められています。

「想い筍」、「早水無月」、「鯛供養」、「旅うなぎ」。

どれも料理を絡ませた話作りです。

そしていつものことながらどの話でも人が死にます。(笑)

どうやらそれらの事件の裏には元締めがいるようなのです。

季蔵と烏谷はその元締めを裁くのですが、その正体は・・・・。

第一弾からずっと読んでいて感想を書いていますが、やはり今回も同じですね。

ひどい・・・・。

事件の動機や展開が薄っぺらく、作者の脳内で都合よくトントン拍子に進みすぎ。

例えば「旅うなぎ」で季蔵がいきなりつばめの巣を覗いたのには仰け反りました。(笑)

そりゃ作者の脳内では都合よく準備されていたのかもしれませんが。

読むほうとしては「はぁ?」です。

現在シリーズ二十二弾まで出ています。

文句を言いつつもすべて購入済みです。

ある意味この低空飛行をどこまで続けるのか楽しみなシリーズです。(笑)

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2013年07月05日

「甘口辛口 足まかせ」渡辺文雄

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俳優、渡辺文雄。

私などはこのお名前を聞く(見る)と、ああ「くいしん坊! 万才」の人だなと思ってしまうのです。

そのように思う人は多いですよね?(と同意を求める 笑)

氏の俳優としてのご活躍は失礼ながらまったく存じません。

しかし食通としては有名な方であります。

誰しもそうなのですが、ご自身食について一家言持っておられるにもかかわらず「私は食通などではない」とおっしゃるんですよね。

ただの食いしん坊だと。

なるほど食通なんて自分で名乗るべきではなく、他者がそれを認めて勝手に付ける肩書きですよね。

しかしまあこの著者には認められるほどの実力はおありだと思います。

例えばこの本は料理評論家の山本益博氏と共著なのですが、渡辺氏のほうが上手です。

それはともかく。

著者の本は何冊か読んでいますけども、これは食エッセイということではちょっと薄いです。

もちろん内容が薄いというわけではありませんよ。

食以外のことについてもちょこちょこっと書かれています。

自然保護についてだったり。

でも結局は食に繋がることなんですけどね。

ラベル:グルメ本
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2013年06月19日

「あおば鰹 料理人季蔵捕物控」和田はつ子

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表題作は「あおば鰹」。

初鰹がもてはやされる時期、季蔵が包丁をふるう塩梅屋に上品な老爺が入ってきます。

しかしその老爺は初鰹は食べずに“医者殺し”と呼ばれる鰹のあら炊きしか食べないのです。

そんな訳ありな老爺が店でも顔馴染みになった頃、自分の部屋のある離れで殺されます・・・・。

シリーズ第3弾。

なんといいますか、ひと言でいうと相変わらず「ひどい」。

素人の書いたミステリーかと思ってしまいます。

4話収録されていますが、どれも必ず殺人事件が起きます。

人を殺さんと話が書けんのか。

いくら主人公が“裏稼業”を持つ人物だとしても。

そんなしょっちゅうしょっちゅう主人公の周りに殺人が起こるなんて、書いていてマンネリだと思わないんですかね。

事件の動機は説得力ないし謎解きは安直だし。

料理の描写に魅力はないし。

まったくとほほであります。

でも読み続けますけどね。(笑)

すでに現時点でのシリーズすべて購入していますから。

posted by たろちゃん at 18:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 『わ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする