2012年09月01日

「熱帯感傷紀行 -アジア・センチメンタル・ロード-」中山可穂

Cimg2021

女性同士の恋愛を熱く描いておられる中山可穂。

そんな作家の初めてのエッセイです。

タイトルからわかりますように旅行記です。

失恋の傷心を胸に抱え、作家はどのような旅をしたのか。

好きな作家のエッセイというのはやはりいいですね。

小説が俳優でいえば舞台やカメラの前での姿だとしたら、エッセイは普段着の姿といったニュアンスがあります。

もちろん演出された普段着かもしれませんけども。

この本ではアジアを一人で旅した内容が書かれています。

いろんな苦労やらなんやら。

腹が立って思わず関西弁啖呵を切ってみたりりとか。

ひたすら値段を値切ってみたりとか。

寄り添ってくる男性に苦労したりとか。

そんなのを読んでいますと、なんとなく中山可穂という作家が身近に感じられて嬉しい。

さあ、今後はまた濃密な小説を楽しませていただきましょう。

posted by たろちゃん at 04:46
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