2012年09月28日

「介護入門」モブ・ノリオ

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主人公はマリファナだの大麻だのどうこういっている無職の男。

いかにもちゃらちゃらしてそうな人物なのですが、祖母を母といっしょに自宅介護しているのですね。

そんな毎日を宗教的、哲学的、社会批判的、「YO、朋輩(ニガー)」なんてヒップホップ的なノリで語ります。

髪の毛まっキンキンの若者が電車の中で大股拡げてギャハギャハしていながら、老人が乗車してくるとさっと席を立ち「どうぞ」と譲るようなミスマッチ感。

そんなのがまあこの小説のウリなんでしょうか。

老人の自宅介護ということについてはけっこうしっかりと描かれていると思います。

これはやはり経験しないとわからないことでしょう。

芥川賞を受賞した本編よりも、私は併録されている「既知との遭遇」のほうが楽しかったです。

posted by たろちゃん at 17:48
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