著者は写真家です。
その他にもいろいろと肩書きをお持ちのようですが。
仕事で各国に出かけ、当然食事というものは付いてまわります。
著者のそんな旅歴40年の体験から朝食にこだわって書かれたのがこの本です。
普通にツアーで海外旅行に行きますと、朝食は当然ホテルということになりますよね。
でもそれでは現地の味は味わえません。
著者は町に出て地元の人に愛されている店に足を運びます。
そんな記録を豊富な写真とともに楽しませてくれます。
ちなみに私もほんの少しだけ海外旅行の経験があります。
さすがに朝食はホテルで摂りましたが、その後ホテルを出てとにかく街の雰囲気を味わいたくて、朝っぱらからカフェでアルコール飲んでました。(笑)
街の景色や道行く人を眺めつつ。
昼と夜の食事はとにかく地元の料理を求めました。
外国に行ってわざわざ和食を食べるほど馬鹿なことはありません。
それはともかくとしまして、外国で外食する場合、朝食というのは昼や夜と違っていちばんスッピンの姿を見せてくれるのではないでしょうか。
各国の朝食を記録した美味しく楽しい一冊です。