サービスに携わるいろんな人を取材しておられる著者。
サービスシリーズ(?)としてすでに何冊も本を出しておられます。
今回は「サービスの天才たち」です。
7人のサービスマンが紹介されています。
最初は「高倉健を魅了するバーバーショップ」ということで、散髪屋さんが紹介されています。
俳優の高倉健氏が惚れ込んで贔屓にしておられるとのこと。
散髪屋さんは大勢いらっしゃいますが、鋏1本(だけではないですけどね)で仕事するその内容にどれほどの違いがあるのか。
それがある(らしい)んですよねぇ。
著者も実際に体験して納得しておられます。
他にもいろいろ紹介しておられるのですが、タイトルの「天才たち」というのはちょっと違うのではと思いました。
もちろんこの本に登場する人たちは皆さん素晴らしい。
ですけど「天才」というのとは違うでしょう。
私なら「サービスの職人たち」とタイトルしたいところです。
それぞれ紹介されている人たちは、「天才」ではなく「努力の職人」だと思います。